カテゴリ: 武尊山

2022年1月9日 日曜日
天気 午前中 曇り時々晴れ 午後曇り 山頂 風速5~8m
メンバー 鶴見、渡邉、渡辺俊、星野、奥本、永島、酒井、横倉、関、鶴見久、早乙女、清水、石澤
参加者 男性8人 女性5人 計13人

川場スキー場10:10---剣ヶ峰山10:45---武尊山12:00----剣ヶ峰山13:40---川場14:15
行動時間4時間 内休憩50分 上り537m 下り549m

去年12月に谷川岳で雪上訓練が天気不良の為に中止になってしまった。本格雪山登山が初めての会員も数名いたが途中耐風姿勢の訓練やアイゼン歩行の注意点等を指導しながら全員登頂出来た。
パーティーは、女性陣と男性陣に分かれ女性陣には星野副会長と鶴見会長が付き安全登山に配慮した。
核心は、剣ヶ峰山からの下降であるがアイゼンが良く雪に刺さり問題なく通過できた。振り返ると剣ヶ峰山がマッターホルンのようにカッコよく円錐の頂を見せた。山頂では会の旗と記念撮影、時々晴れ間が差し上州の山々が美しく白く光り輝いていた。山頂より少し降りたところでランチタイム、風もおさまり2022年初めての雪山山行を楽しんだ。

会員が撮影した動画  上州武尊山 - YouTube

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2021年3月15日(月)

メンバー:鶴見、奥本(記)

天  気:曇り、雪

活動時間:50分


行  程:8:30川場スキー場→9:15登山開始→9:45剣ヶ峰直前でホワイトアウト(ツエルトで待機)→10:25撤退→10:45リフト


 この日は午後から仕事が入る可能性があったので、半日で「ホワイトアウト体験とツエルト実習」となった。補講は本陣(温泉)での聴講。場所は過去に何度か天候不良により順延となっていた上州武尊山。まさにうってつけの会場となった。天気予報は晴れとのことだったが、何があるかわからないのが武尊山だ。

 川場スキー場に着いたとき雪は降っていなかったが風が冷たく、普段より1枚多く着込む。チケット売り場で聞いた話では、「前日、前々日と降雨、風は強いが昼から晴れる」ということだった。最近の気温上昇により雪ではなく雨が降ったようだ。


 1本目のリフトは快適だったが2本目の途中から雲行きが怪しくなる。リフトを降りアイゼンをつけピッケルを持つ。前日雨だったのであれば凍っているはずだというのが鶴見さんの読みだった。ストックはザックの中に収納する。鶴見さんの読み通り急登の斜面は凍っている。アイゼンを蹴り込みながら歩を進める。すぐに積雪している斜面に出た。30cm位は積もっているようでトレースはない。スキー場は雨だったのかもしれないがその上部は降雪していたのだ。

 急登を過ぎややゆるい斜面に出たところですっかり前方が見えなくなった。風が強く氷の礫が顔に当たって痛い。バラクラバを鼻の上まで上げ風に背を向け佇む。地図を確認すると剣ヶ峰まであと少しだ。せめてそこまでは行きたいと思うが5m先も見えない状況だ。

 ふいに鶴見さんが「ツエルトでやり過ごそう」と言い出した。緑色のシートを取り出し、かぶって尻の下に引けという。何を意図しているのかよくわからないまま鶴見さんの真似をしてたら簡易テントができた。ただかぶっているだけなのに風雪を避けることでこれだけ暖が取れるのだと改めて驚いたし、安心した。10分くらいしたところであと30分粘ってだめだったら撤退しよう、ということになった。我々のツエルトを追い越していく人もいるが、しばらくして戻ってくる。

 私は剣ヶ峰を越えたあとの下りが危険だと思っていたが、鶴見さんからは、「たとえ剣が峰を越えられたとしても、その後の平原で道迷いの可能性が大きい。この時期だけでなくGWの雪山登山でも遭難することがよくある。武尊山山頂直下も危険だ」、とのこと。そして、「行きたいという気持ちもわかるがこれが最後ではない。何度でも来る機会はある、撤退を決断するほうが難しい、これは勇気ある撤退だ」と。

 

 30分後ホワイトアウト体験とツエルト実習は終了した。

※「武尊山」は「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」に縁のある山だ。熊襲退治のあと天皇に蝦夷討征を命じられ帰路この山に登ったとされる。そもそもは往昔穂高見命がこの地を開くために登山したのが始まりとされ、後に日本武尊が登ったことからその字をあてて「武尊」をホタカにしたのではないだろうか。ちなみに漢字は違うが私もタケルだ。


【番外編】

 時間もあるので温泉に行こうということになりスキー場の近くの日帰り温泉に寄った。茅葺きの湯宿「悠湯里庵」。本陣跡のような門構えも重厚だが、入館すると木彫りの欄間の迫力がすごい。温泉も硫黄泉でいい。鶴見さんといろいろな話をしていたら1時間も入っていて少しばかり湯当たりしてしまったが、ここは雰囲気もよかったので一度泊まりに来たいと思った。

https://kawaba-yutorian.jp/daytrip/

 更に道を下り、群馬の地酒「水芭蕉」が有名な永井酒造に寄り、日本酒を購入した。
辛口なのに一口目にふわっと香る吟醸香が春の訪れを感じさせる酒、「水芭蕉 春酒」純米吟醸だ(隣は「大いなる那須」の「大那」。ピンクが好き。
※生酒だけに初日より二日目の方が甘みがでて旨い!

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2018年9月9日
武尊山
天気 曇り
メンバー 鶴見・星野
活動距離 7.9㌔ 活動時間7時間

武尊神社林道先駐車場 7時20分
手小屋沢避難小屋    8時30分
武尊山            10時20分~12時
剣が峰分岐         12時40分
武尊神社           14時30分 

栃木県山岳 スポーツクライミング連盟主催による、70周年記念登山が武尊山で実施されました。総勢約40人が、各コースから山頂11時30分到着を目指し登りました。

天気は、曇り。山頂では、少し肌寒い気候でした。

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2014年3月24日 メンバー大内、鶴見、若菜夫妻

8時47分 リフト終点
9時19分 剣ヶ峰山頂
10時29分 武尊山山頂
10時43分 下山開始
11時24分 剣ヶ峰山頂
11時43分 リフト終点

24日午前6時、大平町を出発。高速を使い関越道、沼田ICで降り登山口のある川場スキー場を目指しました。
スキー場の駐車場に8時到着。すぐに準備をし始発の8時30分の始発リフトに乗りました。リフトを2本乗り継ぎ高度を上げて行きます。
 あっという間に高度を稼ぎ、リフト終点より登山開始。登り始めよりいきなりの急登から始まりました。既に森林限界を超えていて、本日は移動性高気圧に日本列島がすっぽりと覆われ、殆ど風もなく快晴の中、気持ちよく進みます。  すぐに一つ目のピークである剣ヶ峰山頂に立ちました。剣ヶ峰の下りは思いのほか急斜面の為慎重に通過します。 急斜面を下りきるとあとは、気持ちの良い稜線歩きとなりました。  順調に進み武尊山のピークに立ちました。   春霞により、遠くまで展望は望めませんでしたが、上越、日光方面の山々は、はっきりと望むことが出来、十分に景色を堪能してから下山しました。
 予定していた山行時間より大分短くなってしまいましたが、登山には絶好の天候の中、充実した山行をすることが出来ました。   

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2013年6月4日  メンバー若菜夫妻
6時10分武尊神社~7時35分手小屋沢避難小屋~9時5分武尊山山頂~9時20分(休憩)~10時15分剣ヶ峰山~12時15分武尊神社

4日、午前3時30分大平町を出発。北関東、関越堂宇を使い水上ICで降り、下道を使い登山口である武尊神社を目指しました。 6時前に武尊神社手前の駐車場に到着。平日にもかかわらず、既に4台の車が停まっていました。 すぐに準備をし登山開始。なだらかな林道歩きから始まります。 良く踏まれた登山道を登り順調に高度を上げてゆきます。 新緑が綺麗で心地の良い登りです。
手小屋沢避難小屋付近近くから残雪が目立ち始めました。 程よく雪が緩んでいたためアイゼン無しでも慎重に歩けば通過できました。  鎖場に到着。ロープ鎖は完全に出ていましたが、雪解け水が流れ、岩場を濡らしていたため慎重に登りました。登りきると、森林限界に到達。ここから気持ちの良い稜線歩きとなりました。あっという間に武尊山山頂に到着。天候もよく360度の展望を満喫し、目指す剣ヶ峰のピークへ足を向けました。
武尊山山頂から剣ヶ峰のピークまでの稜線歩きは、沢山の花が咲き、とても気持ちの良い歩きとなりました。
剣ヶ峰山からの下山では急坂な上に木の根が張り出したルートとなり、思いのほか時間がかかるルートとなりましたが、全体をとうして気持ちの良い山行が出来ることが出来ました。

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