2021年5月29日(土)
メンバー:奥本、
ほか会社同僚2名
天 気:晴
活動時間: 7時間35分
休憩1時間35分
計9時間10分
活動距離:27km
行 程:6:30岩瀬駅→
6:45登山口→
6:55御嶽山→
7:30雨引山(休憩5分)→
9:00燕山(休憩10分)→
9:30加波山(休憩10分)→10:30足尾山(休憩15分)→
11:30きのこ山(昼食15分)→上曽峠→12:15上曽峠分岐(休憩40分)→
14:50女体山→15:40筑波神社
疼痛。
右足ふくらはぎが収縮する。ついで、懐かしくもなんともしようがない感覚。
「アウッ」短く叫ぶ。
何が起こったか一瞬で悟る。
陽光! それが木々の隙間からキラッと目に入る。思わずめためた坐って了った。収縮するふくらはぎを伸ばすべきか否か逡巡する。
先月、岩瀬駅からきのこ山でリタイヤしたときと同様、今回も同じところで股関節痛が出始めるとともに今回は坐骨神経症まで発症するも今回はやりきると決めていた。痛い左をかばって急ターンをしたときに右足を攣ってしまった。登山をはじめて初めての経験だ。
6時に筑波山駐車場で同僚をピックアップして岩瀬駅に移動する。岩瀬駅の駐車場に停めて料金箱に300円投函する。
登り始めは私が先頭を行く。時々振り返るとしっかりついてくる。雨引山までは順調。燕山までの急登で同僚が先を行く。「そんなスピードで登ってたら失速するぞ」と心の中で思うもあっという間に姿が見えなくなる。燕山頂で休憩するも同僚はまだ物足りない様子。下りは駆け降りていく。「早い」。足尾山あたりか ら股関節痛が出てきてとうとうついていけなくなる。この後は先を行く同僚が分岐点や休憩所で私を待ち、行先を指図するや否やすっ飛んでいく、を繰り返す。少々やりきれない。それも上曽峠分岐まで。そのあと彼らと会ったのは山頂。私が足を攣ってもがいていたことも知らない。
目標の10時間以内での縦走はクリアしたが、相当しんどかった。次は秋に逆走、つまり筑波山から岩瀬駅までの縦走に挑戦しようと思うが、股関節痛をなんとかせねば。しばらく筑波山には行きたくないな…
※冒頭、太宰治の「魚服記」からインスピレーションを受けています。
※御朱印は神社ではスタンプだが山頂では直筆で頂ける。
【番外編】
筑波のお酒はあまり...
こういう時は山無し町、私の住まいの近くにある結城酒造を紹介しよう。
そもそもこの蔵を知ったのは7~8年前。都内に勤めていた時、池袋の日本酒バーで飲んだのが最初だった。当時のお気に入りは関東のお酒ばかり。例えば東京の豊島酒造の「屋守(おくのかみ)」、神奈川県の大矢孝酒造の「残草蓬莱(ざるそうほうらい)」、埼玉は言わずと知れた「花陽浴(はなあび)、栃木と言えば鳳凰美田」。そして茨城には「結(ゆい)」。
全て淡麗旨口。コメの香りがほのかに漂う甘めの純米生酒を今も好む。
他の蔵もそうだが、いろいろな酒米を使って味の変化が楽しめる。私のお奨めはピンクラベルの純米吟醸。酒米はびぜんおまち。正直なところ酒米による味の違いはわからないが、上品な甘さでうまい。女性におすすめだ。もちろん意中の女性を口説き落としたい紳士諸君にもおすすめしたい。
結城酒造には辛口もあるが、この蔵の代表酒、不動の絶対エースはこのピンクラベルであると思っている。是非ご賞味を。
http://www.yuki-sake.com/
※因みに結城市にはもう一つすごい店がある。池田酒店だ。数年前に結城市に来て結城酒造があることに驚いたが、この池田酒店を訪れて狂喜乱舞したのが懐かしい。今ではほとんど手に入らなくなった「新政(6のS)」が置いてあったし、「結」然り「鳳凰美田」然り。でももっと驚いたのが「風の森」ラインナップ。代表的な(と私が思っている)秋津穂の純米酒、純米吟醸酒だけでなく棚2段を複数種で占有していた。当時、都内でも1軒しか扱っていなかった酒が、まさか結城市でここまでのラインナップを扱われているとは驚きだった。
「風の森」は奈良の油長酒造の微発泡が特徴的な淡麗旨口だ。私が日本酒にはまったきっかけの酒とも言え、ここのTシャツも持っているくらいだ。いつか奈良の山に登ったときに紹介しようと思っていたが...
その他にも田酒や一白水成、加茂錦など私の好きな銘柄がそろっている。毎回何を買おうか迷うくらいだ。一度足を運ばれてみては?
https://ikedasaketen.com/
呑みすぎ注意でね(⋈◍>◡<◍)。✧♡