【日 時】2021年10月31日
【メンバー】CL:鶴見、鶴見久、早乙女、渡邊潤、渡辺克、渡辺俊(記)
【天 気】曇り、時々、小雨
【行動時間】4時間35分
【行動距離】10.0km、上り876m、下り876m
【コースタイム】銅親水公園(7:50)→登山口(8:50)→中倉山(10:25/11:00)→登山口(12:20)→銅親水公園(13:10)
誰が名付けたのか知らないが、日光市足尾地区の孤高のブナ。
庚申山へ繋がる中倉山山頂の20m程下に生えた、1本のブナの木の呼称であるが、正確には孤高ではない。
この稜線の南側の仁田元川の谷に向けた斜面には、ブナやダケカンバを始めとする広大な広葉樹林が広がっている。
しかし、北側の松木川の谷に向けた斜面には、足尾銅山の鉱毒ガスやそれによる酸性雨の影響か、木という木は生えておらず、殺伐な風景が広がっている。
孤高のブナは、その生死の分岐点に、ずっと踏み留まって、生き残った。そこが凄い!
急登を登り詰めると、眼下に素晴らしい紅葉が広がる
孤高のブナをバックに記念撮影
新人会員へのご接待ということで、会長が水餃子を振る舞ってくれた
中倉山山頂から孤高のブナを振り返る
【番外編】
3日後の中禅寺湖南岸の半月山駐車場を訪れたので、こちらから見た中倉山と孤高のブナを撮影してみた。
肉眼では到底観測できず、300mmのズームレンズを使って何とかブナ(写真の右の方)を見つけた。