カテゴリ: 西穂高岳

2021年3月27日〜28日
メンバー 鶴見、星野(敬)
天気 1日目晴れ 2日目曇り
day1
10:06 西穂高口
10:56 西穂山荘
12:09 独標
13:40 西穂高岳
15:13 独標
15:59 西穂山荘

day2
07:41 西穂山荘
08:16 西穂高口


晴天に恵まれた土曜日とのこともありロープウェイはかなりの混雑。始発から20分ほど遅れての乗車となった。
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西穂高口を出たところでアイゼンを装着し西穂山荘を目指し出発する。
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森林の中は無風で歩き出して直ぐに体温が上昇、生まれたままの姿でも良いくらいの暑さになった。50分程歩き西穂山荘に到着。
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当初は2日目に登頂予定であったが天気が荒れるとの予報だった為このまま頂上を目指す。ピッケルと念の為ハーネスを装備。稜線へ出てからもほぼ無風状態で、Tシャツで登っている登山者もみられた。雪は締まっていて歩きやすい。
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会長は写真を撮りまくっている。まるでカメラ小僧…もとい山岳カメラマンのようである。
12時09分、独標に到着。2年前に来たときは猛吹雪に遭いここで撤退した当時の自分の姿を思い出した。
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独標からは慎重なアイゼンワークで下って行く。ピラミッドピーク、チャンピオンピークと越えて行くと会長が私を最初に山頂に立たせてやろうという思い遣りからか「先に行っていいよ」と促してくれた。いよいよ頂上かと喜びを噛み締め、その言葉に感謝しながら進んでいくと見えてきた光景は、更にその先を登って行く登山者の姿であった。

「……頂上じゃないんかーい!」

私は勘違いしていたのだ。流石13の岩峰を持つ西穂高。自然が作り出したこの鋸のような造形物に驚愕する。と同時に認めたくはない自分自身の若さゆえの過ちを反省し先を急ぐ。紆余曲折を経て本当の山頂直下雪壁へと取り付いた。結構斜度がある。そこで脚の筋肉に尋ねた。「君たち、もっと負荷が欲しいかい?」すると自分の体内で小宇宙(コスモ)が燃え上がってくるのを感じた。答えはイエス。進め、ミラクルストライド!
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アドレナリンを放出し逸る気持ちを抑えながら登っていくと「西穂高岳二九〇九M」と書かれた木標が見えた。遂に立った。その頂からは12色パレットでは到底描くことが出来ない神々しく、畏敬の念すら抱かずにはいられない北アルプスの稜線が広がっていた。
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奥穂から前穂に延びる吊尾根、槍の先には遠く剱岳まで見渡せる。積年の思いが込み上げてきた。会長や後から登ってきた他の登山者とも喜びを分かち合う。更には先日発表された『ヤマノススメ Next Summit』の製作決定を祝し記念撮影。「また来るぜ」と捨て台詞を言い残し下山。この日は西穂山荘に宿泊。売店でお土産の手ぬぐいを購入した。晩飯はハンバーグ。一口食べてみる。うまい、うますぎる!
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米10杯はいけたが健康診断が近日あるので3杯に留めた。
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2日目は朝から曇り空で山頂付近にはガスがかかっていた。身支度を整え午前7時41分、下山開始。
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ロープウェイを乗り継ぎ無事に駐車場へと到着した。帰りは新穂高温泉駅近くにある奥飛騨の湯に向かう。
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西穂山荘で割引チケットをもらってきたためだ。800円→700円と記載されている。券売機で「2名割引」のボタンを押そうとしたところ1600円のボタンしかない。可怪しいと思いカウンターのスタッフにチケットを見せると「あ、それ古いやつですぅ」と言われた。現在は900円に値上がりしたそうだ。料金を払い真の生まれたままの姿になる。身を清めた私は浴槽へとダイブした。湯の花が浮かんでおり登山で疲れた肉体を回復させてくれる良質な温泉だった。
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2016年8月18日
天気 曇りのち雨
メンバー 鶴見、高橋

西穂高岳日帰りの予定で出発したが、独標に着くころには、今にも雨が降りそうな空模様。
今回は、安全を考え引き返すことにしたる
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2016年7月14日 曇りのち雨

メンバー 鶴見、佐藤
活動時間 6時間35分
高低差772m

新穂高温泉よりロープウェイ利用。

9時      西穂高駅
10時     西穂高山荘
11時     独標
12時30分 西穂高岳
14時    西穂高山荘
15時    西穂高駅

天気は、あまり良くなかったが、強行した。
時々太陽が見えたりする、変わりやすい天気。
登山道は、目印がやけに多い。
山頂についたところでぽつぽつと雨が降り出した。
雨具を着て急いで下山。突然の雷音。
走るように稜線を下り、西穂高山荘に逃げ込む。
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