2021320()

縦走メンバー :須藤、石原、奥本、渡辺(俊)(記)

講習メンバー :上記メンバーに、渡辺(潤)、鶴見、新井

天気 :曇り

活動時間 :1時間50分

行程 :13:00A峰→13:40岩山(328m)山頂→14:05クサリ場→15:00駐車場

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この日の午前中は、渡辺(潤)リーダーと鶴見会長のご指導の元、A峰でロープワーク&岩登りの基礎講習を受ける。小生、十数年ぶりの岩登りとあって、すっかり忘れていることばかりで、非常に役にたった。しかし、途中で、小雨が降り始め、懸垂下降の練習などは中止。リーダーによると、やりたかったことの半分しかできなかったとのこと。残念、また、次回。

それにしても、この岩場の上の眺望は素晴らしい。曇り空ではあるものの鹿沼の市街地が一望できる。「鉄ちゃん」の血が流れる小生は、近くを走る東武鉄道の音が聞こえると、その様子を見たくてたまらない。そのうち、天気の良い日に、またここに来て、ボーッと、眼下の景色と下界を走る鉄道を眺めたいものだと思った。

ロープ等の撤収後、雨が小ぶりになった。重いザイルやガチャ類をザックに詰めた渡辺(潤)リーダーらと別れを告げ、4人の有志は、A峰を離れ、予定通り、この先にある岩山の縦走ハイキングを開始する。この山の稜線は、A〜C峰以外にも、大岩・小岩が沢山あり、一つ一つ乗り越えて行くのだが、これが童心に帰ったようで、とても楽しい。このところ、時間がなくて、太平山ばかり登っていたが、他の山にも足を運ばねばと、つくづく思った。

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岩山の山頂も開けており、休憩にはもってこいの場所だが、鹿沼の市街地方面はもう見えず、東武鉄道の汽笛も聞こえない。ここで束の間の休憩をとり、今日の核心部である、猿岩の70mの鎖場に向かう。猿岩付近は開けていて高度感があり、石を投げたら眼下のゴルフ場まで届くのではないかと思うくらい、切り立っている。

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猿岩の鎖場は、正確に数えていないが、10-30m位のが五本位、連続する。1本下って、ホッとする間もなく、次の鎖場が始まる。下が見えないので、どこまで続くのか把握できない。中肉中背の小生の腕も、最後の方では、パンパンになりつつあり、メタボが進んだ人や重い荷物を背負った人には、かなり厳しいのではないかと思った。特に雨の日は滑るので、巻道を下った方が賢明のようだ。

鎖場を終えると、後は、平坦なトラバース道が続く。途中、椿の樹林帯が長く続き、ハイカーを楽しませてくれるが、ゴルフ場から打ち込まれた球もあり、さっさと降りた方が良いようだ。やがて、民家が現れ、舗装路を御殿山駐車場に向かう。皆50代の4人で、色々な話に花が咲いた。