2009年10月


10
30日 AM100早めに起床し体を動かしながら準備をする。AM230HIキャンプを後にする。
          真っ暗な中ヘットランプの明かりで昨日のフィックスを目指す。

     時折強風が我々を襲う。フィックスにユマールをセットし、闇、寒さ、強風を
     ついて登る。200mフィックスの上に新たに100mのフィックスを張る。
     フィックスを越えると傾斜も落ちHIポター、私、斎藤、渡辺の順でアンザイレ
     ンしコンテで一歩一歩ゆっくり登る。
     山頂に続く稜線着くと東の空が明るんできていた。遠くエベレストも望めた。
     やがて我々の登る稜線にも朝の太陽の日が差してきた。体が温かくなっていく
     のがわかる。ナイフリッジを越えると56人集まれる山頂がそこにあった。
     AM710分ついにやった。4人とも山頂に腰を落とし感激に浸る。
     久しぶりに飲み物、食べ物を口にする。周囲の景色を写真に収め720
     山頂を後にする。下りもコンテで慎重に下降する。100mのフィックス下降し
     200mのフィツクスを下降中ドイツチームが10人ほど取り付いてしまい下降が
     できなくなる。彼らの登降器を外し無事下降する。斎藤君の指が凍傷になって
     おり初期治療を行う。午後HIキャンプを撤収しUPBCに下る。
1031日 斎藤君の指は水泡になっていた。ターメを経由しナムチェまで下る。
     パノラマロッジに医療関係者がおり治療を受ける。
111日 早朝チャーターした単発4人乗り飛行機でカトマンズへ、午前中病院で治療を
     受ける。その日の成田行きのチケットが取れたので渡辺、斎藤は岐路に着く。
  2日 カトぶらぶら
  3日 TRパーティがカトに戻る。
  4日 ナガルコット観光
  5日 世界遺産シャングナラヤン観光
  6日 カトに戻る。
  7日 TRパーティ帰国
  8日 カト市内外観光
  9日 休日
  10日 カト市内外観光
  11日 買い物
  12日 帰国

メンバー 大内 渡辺 斎藤
2009年
1019日 11時成田発 香港経由で24時カトマンズ、FUJIホテルに落ち着く。
  20日 カトマンズ滞在 買い物
  21日 620分のファーストフライト(20人乗りのセスナ機)でルクラへ、朝食
     後トレッキング開始。今日の目的地ガートのロッジ着(1330分)
  22日 朝食後早めにスタートする。緩い登りでサガールマータ、ナショナルパーク
     のゲイトをくぐり今日の泊まり場ジルサレのロッジ着(1220分)
  23日 今日はナムチェまで登り道だが以前より道が整備され歩きやすかった。ナム
     チェのパノラマロッジは前回も泊まったが新築された部屋で大変満足した。
     ナムチェ着(1000)午後郵便局に行く。
  24日 今日はナムチェ滞在。エベレストビューホテルでエベレストを望みながらコ
     ―ヒーを飲む最高の気分である。クムジュンを回ってナムチェに戻る。
     高度は3500m前後となり体が高度を感じるようになる。
  25日 TKパーティと別れてターメヘ。富士山の高度を越える。
  26日 ターメから左岸の道を行く。後方にはタムセルク、カンテガ、アマダブラム
     が見える。11時前テンポカルパのパルチャモ・ビューロッジ(4230m)に着
     く。パルチャモの山頂が見える。午後順化のため裏山に登る(350m)
  27日 いよいよBC入りだ。高度は4700m全員順化がうまくいっているようだ。前
     方には目標のパルチャモが、午後順化のため5000mまで高度を上げる。天気
     は午後になると雲が現れるようになる。
  28日 昨日登った5000mにUP・BCを設ける。気温は朝方マイナス10度近くに
     なる。
  29日 モレーン、氷河そして急峻なガラ場を登り大岩壁の下をトラバースし5600
     mにHIキャンプ用のテントを張る。午後ハイポー(チダさん)と2人でフ
     ィックスを張りに行く。
     200mのフィックスを張り登頂体制が整った。全員の体調もベストなので明日アタックする 
     ことにする。

  

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